樹木医になるには? 経験年数と資格取得の話

樹木医になるには? 経験年数と資格取得の話

2026年08月06日 15:38:00

※画像はイメージです

「樹木医になりたい」と思ったとき、まず頭に浮かぶのは「どれくらいかかるの?」という疑問ではないでしょうか。樹木医は国家資格ではありませんが、取得に必要な条件はかなりはっきり決まっています。資格の仕組みと、当社スタッフの経験をあわせてお伝えします。

樹木医とはどんな職業か


樹木医は、樹木の診断・治療・保護を専門に行う職業です。病気や害虫の診断、土壌改良、樹木の健康状態と病気や害虫の診断、支柱設置による保護など、木を「患者」として診る医師のような存在です。

アーボリストが剪定・伐採の技術職に近いのに対して、樹木医はより診断・治療の専門家という位置づけになります。ただし実際の現場では両方の知識を持つスタッフが活躍することも多く、当社にも両資格を保有するスタッフが在籍しています。「木に関わる仕事を突き詰めたい」という人にとって、樹木医は一つの大きな目標になる資格です。

樹木医資格の取得条件と流れ


樹木医資格は、一般財団法人日本緑化センターが認定する民間資格です。受験するには「樹木の保護・管理に関する5年以上の実務経験」が必要で、これが最初のハードルになります。

試験は複数のステップで構成されています。書類選考を通過したのち、筆記試験・口述試験・現地試験と進んでいく形です。筆記では樹木の生理・病害虫・土壌・関連法令など、幅広い分野の知識が問われます。現地試験では実際の樹木を目の前に診断・判断を行うため、現場で積み上げた経験が直接問われます。

合格率は年によって異なりますが、専門性の高い試験と言えると思います。日々の現場経験と並行した勉強が、合格への近道です。

5年、どう過ごすかが大事


「5年以上の実務経験」は長く感じるかもしれません。ただ、この期間をどんな現場でどんな知識を積んで過ごすかが、取得後のスキルの質を大きく左右します。

当社では、スタッフ一人ひとりの成長ステップを意識しながら現場を組んでいます。早い段階から樹木の状態観察・診断補助・記録作業に関わる機会を作るよう心がけており、単純な作業だけを繰り返す環境にはなっていません。「5年後に試験を受ける自分」を意識しながら現場を重ねることが、最短で合格に近づく方法だと感じています。

樹木医の仕事、現場ではどう動く?


依頼は自治体・神社・個人など様々なところから来ます。まず現地で樹木の状態を詳しく調べ、診断書を作成して治療方針を提案します。必要に応じて外科的処置や薬剤処理を行い、その後の経過を追うケースもあります。

単発の診断で終わることもあれば、同じ木を数年単位で見続ける長いお付き合いになることもあります。「この木を守れた」という実感は、アーボリストの現場作業とはまた違うやりがいをもたらします。樹木医という仕事に魅力を感じる人は、そういった積み重ねに喜びを見出せる方が多いように思います。

未経験から樹木医を目指す入口として


樹木医を目指すには、まず「実務経験を積める現場」に入ることが先決です。

当社では未経験からスタートできる体制を整えており、入社後は樹木医やアーボリストのそばで現場経験を重ねることができます。資格取得に向けた勉強時間の確保や外部講習への参加も支援しており、「いつかは樹木医に」という目標を持って入社するスタッフも少なくありません。目標が明確であるほど、現場でのひとつひとつの経験が意味を持ってきます。

樹木医への道は現場から


資格取得はゴールではなく、通過点です。その先に何年分もの現場経験が積み重なって、はじめて本物の樹木医になっていく。私たちはそう感じています。

同じ目標を持って一緒に歩んでくれる方を、緑屋樹木医事務所は待っています。


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