アーボリストってどんな仕事? 資格と働き方を紹介します

アーボリストってどんな仕事? 資格と働き方を紹介します

2026年08月06日 15:35:00

※画像はイメージです

「アーボリスト」という言葉、最近少しずつ目にする機会が増えてきました。木や自然が好きで将来の仕事を探している方にとって、アーボリストはまだあまり知られていない職業かもしれません。私たち緑屋樹木医事務所のスタッフ目線で、仕事を紹介します。

アーボリストとは、木を扱うスペシャリスト


アーボリストとは、樹木の管理・剪定・伐採を専門に行う職業です。

日本ではまだなじみの薄い言葉ですが、欧米ではすでに確立した専門職として広く認知されています。国際的な基準として知られるのが、ISA(International Society of Arboriculture=国際樹木学会)が認定する資格です。当社では日本でいち早くこの技術を取り入れ、ISA公認の工法を現場に導入しています。

一口に「木の仕事」といっても、造園業・林業・アーボリストはそれぞれ異なります。造園業は庭や公共緑地の設計・施工・管理が中心で、林業は山林での木材生産が主な仕事です。アーボリストは生活圏にある1本1本の木を対象に、健康状態の診断から安全な伐採まで一貫して担います。チェーンソーを使う点は共通していても、高所でのロープワーク技術と樹木の専門知識を組み合わせた仕事は、アーボリスト特有のものです。

実際の仕事内容


当社が主に手がけるのは、住宅地や神社・公園など生活圏に立つ「巨樹・巨木のトータルマネジメント」です。普通の重機が入れない場所にある大木を、ロープとハーネスを使って登りながら処理します。これをロープクライミング工法(またはツリークライミング)と呼び、安全に高所で作業するための専門技術が求められます。

1本の木に対する作業の流れはおおよそ次のとおりです。

  1. まず事前に現地を調査し、木の状態・周囲の建物・退路・安全ポイントをチームで確認します。
  2. ロープを設置してクライマー(木に登る担当)が上がり、上から順番に枝や幹を切り落とします。
  3. 地上のスタッフがロープで安全に受け取り、細かくして搬出します。

この段取りとチームの連携が、仕事の質と安全を左右します。

取得できる資格とそのステップ


アーボリストとして働きながら目指せる資格には、いくつかの種類があります。

ISA認定アーボリスト資格は、筆記試験と一定の実務経験をもとに取得できる国際資格です。ツリークライミングの技術を評価するJICAやJTCCの資格もあり、現場でのスキルを客観的に示すことができます。さらに樹木の診断・治療まで担う「樹木医」資格(一般財団法人日本緑化センター認定)は、アーボリストのキャリアアップとして目指す方も多い上位資格です。

当社では、資格取得に向けた勉強時間の確保・外部講習への参加・費用支援など、スタッフの成長を会社でサポートしています。「資格を取りたい」という意欲があれば、それを実現できる環境が整っています。

未経験からアーボリストを目指せる?


「木が好き、自然が好き」という気持ちがあれば、知識や経験がゼロからでも問題ありません。

当社では入社後、ベテランの樹木医・アーボリストが現場に同行しながら直接指導する体制を取っています。最初は地上チームの一員として作業の流れや段取りを覚えることから始まり、段階的に担当範囲を広げていきます。座学だけで終わらせず、実際の現場で体を動かしながら技術を積み上げていくのが当社のスタイルです。

多くのスタッフが入社から3年前後で独り立ちしており、年齢・性別・経験を問わずキャリアを築いていただける環境です。「高所は怖くないか」「体力がなくても大丈夫か」という不安は、実際の現場を見ていただくのが一番早いと思っています。

アーボリストの仕事、実際に見てみませんか


アーボリストの仕事の面白さは、文章よりも現場のほうがずっと伝わります。応募前の会社見学を随時受け付けていますので、まずは気軽にご連絡ください。


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